心臓の病気と付き合いながら、
自分らしい毎日を。
心臓の病気があっても、
「できないこと」ばかりが増えるわけではありません。
さかねクリニックでは、
一人ひとりの生活に寄り添いながら、
それぞれの思いを大切にした心臓リハビリテーションを行っています。
よくある患者さん
心不全で入院して、糖尿病があり、中性脂肪が高く、腎臓の数値も悪いと言われた患者さん。循環器内科、糖尿病内科、腎臓内科にかかっている。循環器内科では「塩分を制限するように」、糖尿病内科では「糖質(炭水化物)と脂質を制限するように」、腎臓内科では「たんぱく質、カリウムを制限するように」いわれ、運動については適度な運動をと言われるけど、動くと息切れがしてすぐに疲れるし、どのぐらいが適切かわからない。
定期受診で腎臓や心不全、糖尿病の数値が悪くなっていると、食べ過ぎたんじゃないですか?無理して運動しすぎたのでは?そのように言われてしまい、何を食べてよいのかわからない、どこまで動いていいのかわからない。
このような患者さんをこれまで多く診察してきました。
さかねクリニックでは、病状の把握を行いながら、「できないこと」が増えるのではなく、「できること」を増やすことが大切であると考えます。制限しても継続できずリバウンドしては意味がありません。長く続けられる方法を患者さんと相談しながら見つけていくことが大事と考えております。「自分」の専門家である患者さんと、「医療」の専門家である我々が、お互い寄り添いながらベストな治療の選択ができることを目指しております。
さかねクリニックの心臓リハビリテーションについて
心臓リハビリテーションは、心臓の病気を持つ方が、
安心して日常生活を続けていくための大切な治療の一部です。
「心臓が悪いのに運動して大丈夫なの?」
「退院して運動が大切と言われたけど、どこまで動いていいかわからない」
そんな不安を抱えたまま無理をしたり、逆に動くことを避けてしまう方も少なくありません。
さかねクリニックでは、循環器専門クリニックとしての知識と経験を活かし、一人ひとりの状態に合わせた心臓リハビリテーションを行っています。
心臓リハビリテーションとは
心臓リハビリテーションは、運動だけを行うものではありません。
- 心臓の状態を把握しながら行う運動療法
- 再発や悪化を防ぐための生活指導
- 不安を軽減し、自信を取り戻すサポート
これらを組み合わせ、心臓と上手に付き合いながら生活を続ける力を取り戻す医療です。
入院中だけでなく、外来で継続することがとても大切です。
以下の循環器病の患者さんは心臓リハビリテーションを保険適応で受けることが可能です
- 急性心筋梗塞
- 狭心症(冠動脈のカテーテル治療後など)
- 心臓術後(冠動脈バイパス術、弁膜症手術、心臓移植など)
- 慢性心不全
(①左室駆出率≦40%、②BNP≧80pg/mlまたは NT-proBNP≧400pg/ml、③心肺運動負荷試験(CPX)における最高酸素摂取量≦80%、のいずれかの条件を満たすこと) - 大血管疾患(大動脈瘤、大動脈解離、大動脈瘤術後、急性大動脈解離術後など)
- 末梢動脈疾患(足の血管のカテーテル治療後や、歩くと足が痛くなるような患者さん)
- 経カテーテル大動脈弁置換術後(重症の大動脈弁狭窄症に対するカテーテル治療後)
- 肺高血圧症(肺動脈性肺高血圧または慢性血栓塞栓性肺高血圧症で、WHO機能分類Ⅰ~Ⅲ度の状態)
上記の循環器病で、以下のような方に
さかねクリニックでの心臓リハビリテーションをおすすめします
- 入院で体力が低下した方
- 動くと息切れや疲れやすさを感じる方
- どの程度運動してよいかわからない方
- 運動により再発予防をしたい方
- 他の患者さんともコミュニケーションをはかりたい方
- 多くの生活習慣病も持っており、薬を一つでも減らしたい方
- 薬の調整だけでなく、生活のアドバイスももらいたい方
さかねクリニックの心臓リハビリテーションの特徴
循環器専門クリニックならではの安心感
総合内科専門医、循環器内科専門医、心血管カテーテル治療専門医、心臓リハビリテーション指導士の院長が、心臓の状態や全身の状態を確認しながら、各スタッフが協力して心臓リハビリテーション(運動処方、生活指導)を行います。体調の変化や小さなサインも見逃さないよう、常に注意を払っています。
専門資格を持つスタッフによる心臓リハビリ
心臓リハビリテーション指導士、心不全療養指導士などの資格を持つスタッフが、医学的根拠に基づき、安全に配慮したリハビリを行います。
当院は、心臓リハビリテーション学会の施設認定も受けています。
一人ひとりに合わせた無理のないプログラム
年齢、体力、病状、生活背景は人それぞれです。
その日の体調に合わせて運動内容や強度を調整し、過度な負荷をかけるのではなく、一人ひとりの状態を見守りながら、継続できる心臓リハビリを行っています。
(運動をしにきたのに、こちらでストップをかけることもございますし、負荷量を調整させていただくこともございます。安全のためですのでご理解ください。)
外来で続けられる心臓リハビリ
退院後も、外来で安心して継続できる環境を整えています。
日常生活に無理なく取り入れられる運動や過ごし方も一緒に考えます。
心臓リハビリテーションの流れ
受診後
- 病歴と症状の確認を行い、心臓リハビリテーションの適応があるか確認します。
- 血液検査、心電図検査、胸部X線検査など最低限の検査を行い、心臓のリスク評価を行います。
- 筋力評価、患者さんの医療感/価値観の確認、全身評価を行います。
心臓リハビリテーション当日
- 診察・体調確認
- 血圧・脈拍・心電図などのチェック
- その日の状態に合わせた運動
- 有酸素運動
- 筋力トレーニング
- 呼吸練習
- 運動後の体調確認・振り返り
体調がすぐれない日は無理に行わず、安心・安全を最優先に進めます。
心臓リハビリテーションで期待できること
- 心不全や心疾患の悪化・再入院の予防
- 体力や息切れの改善
- 日常生活への自信回復
- 「動いていい」という安心感
- 不安やストレスの軽減
数値だけでなく、生活の質(QOL)を高めることを目指します。
よくあるご質問
- 運動が苦手でも大丈夫ですか?
- はい、大丈夫です。体力や状態に合わせて行います。
- 高齢でも受けられますか?
- 年齢に制限はありません。安全に配慮して実施します。
*ただし、高度にフレイルが進行している場合など安全に心臓リハビリを行うことができないと判断した場合はお断りさせていただくことがございます。 - 他院に通院中でも可能ですか?
- かかりつけ医と連携しながら対応することも可能です。ご相談ください。
ご相談・受診について
心臓リハビリテーションは、主治医からのご紹介のほか、直接のご相談も可能です。
「自分に必要かどうかわからない」
「まずは話だけ聞いてみたい」
そんな方も、どうぞお気軽にご相談ください。
さかねクリニックに直接お電話いただくか、デジスマで内科外来の予約をいただき、コメントに心臓リハビリ希望と添えていただけますと幸いです。
当院は、高槻市で初めて開設された心臓リハビリテーションクリニックです。
循環器専門医であり心臓リハビリテーション指導士の資格を有する院長のもと、心臓リハビリテーション指導士、心不全療養指導士、呼吸認定療法士など専門資格を持つスタッフが在籍し、多職種によるチーム医療を実践しています。
医学的根拠に基づいた安全で質の高い運動療法と生活指導を通じて、心疾患の再発予防と生活の質の向上を支援いたします。
施設内は大きな窓とテラスを備えた開放感あふれる空間で、明るく快適な環境の中リハビリテーションに取り組んでいただけます。さらに、隣接する安満遺跡公園の豊かな景色を眺めながら運動ができ、心身ともに前向きになれる環境を整えています。
最後に
心臓の病気があっても、生活は続いていきます。